この資料では、Windowsに VirtualBox をインストールし、仮想アプライアンスとして Enterprise エージェントを利用する方法を説明します。
VirtualBoxのインストール
まずは https://www.virtualbox.org/ のサイトから VirtualBoxのファイルをダウンロードしましょう。今回は、「VirtualBox 6.0.0 for Windows hosts x86/amd64」をクリックし、デスクトップ上にファイルを保存します。ダブルクリックするとインストーラーが起動してインストールが開始されます。
インストール中、セキュリティ関連の警告が表示される場合もありますがそのまま継続、Custom Setupのオプションが表示された際にも、標準設定でのインストールをお勧め致します。
無事インストールが完了すると下記の画面が表示され、チェックボックスにチェックが入った状態で「Finish」をクリックするとVirtualBoxが起動します。
VirtualBox Extensionのインストール
VirtualBox本体のインストール完了後、仮想環境上でUSBメモリなどが使えるようになる拡張パッケージも、再度VirtualBoxのホームページ https://www.virtualbox.org/ にアクセスしてインストール。
「VirtualBox 6.0.0 Oracle VM VirtualBox Extension Pack All supported platforms」を任意の場所にダウンロード・保存して、インストール。
Enterpriseエージェントのインストール
ThousandEyesのポータルにログイン後、Cloud & Enterprise Agents > Agent Settings > Enterprise Agents のメニューを選択、 [Add New Enterprise Agent] のボタンをクリックして、Enterpriseエージェントを追加。
次に表示される画面の Virtual Appliance インストラー から OVAのファイルをダウンロードします。ファイルの大きさは1GB程度です。
続いて、VirtualBox上の 「ファイル > 仮想アプライアンスのインポート」メニューをクリック後、ダウンロードしたローカルディスク上の OVAファイルを選択してインポートします。
さらに、インポート後には、仮想アプライアンスの設定画面より、仮想アプライアンスのCPU数を1から2に変更します。
Enterpriseエージェントの起動
これで全てのインストール作業は完了し、インポートしたエージェントを下記の通りメニューから起動します。なお、設定変更をしたCPU数以外はデフォルト設定のままです。
【注意】無線LANでの接続の場合、NATネットワークを介するなど設定が複雑になりますので、有線にてLANへ接続してください。さらに、設定->ネットワーク の割当がブリッジアダプターになっていることもご確認ください。
次に起動終了後の画面に表示されたURLにWebブラウザーでアクセスして、エージェントの設定を行います。