環境全体の Microsoft Azure ネットワークを可視化
Microsoft Azure を可視性がない、まるで「ブラックボックス」のように考える必要はありません。ThousandEyes を使用すれば、Microsoft Azure や AWS などのパブリッククラウド環境に対する実用的なインサイトが得られます。これによって、クラウド導入の複雑な運用上の課題の克服、マルチクラウドやハイブリッドクラウドの活用の推進、優れたデジタル体験の提供が可能になります。
ThousandEyes for Azure クラウドモニタリング機能は、オンプレミスのコンポーネントと、Azure 環境に移行したサービスとの間で、アプリケーション配信パスを可視化します。ThousandEyes を使用して Azure 環境をモニタリングすることで、パケットロス、遅延、ジッターの各指標を把握することができます。この指標により、アプリケーション層とネットワーク層のパフォーマンスを、クラウドからクラウド、インターネットからクラウド、リージョン間に区分して把握できます。加えて ThousandEyes の Azure モニタリングにより、マルチクラウド環境やハイブリッドクラウド環境のあらゆるサービス提供パスの全体像を、Azure インフラストラクチャから SaaS アプリケーション環境にいたるまで素早く確認できます。
Azure にあらかじめ展開されている Cloud Agents や、お客様固有の VNets に展開した Enterprise Agents により、パブリッククラウド環境とハイブリッドクラウド環境をモニタリングできます。ThousandEyes Cloud Insights により、マルチクラウドの壁を打破し、クラウドエコシステム全体で今まで見えなかった部分を深く掘り下げましょう。Cloud Insights により、マルチクラウド環境の統合されたビューを取得できます。より賢明な意思決定、迅速な問題解決、エッジからコアまでのより細かな制御に役立ちます。
OpenTelemetry に準拠した ThousandEyes のデータをアプリケーション パフォーマンス モニタリング（APM）と組み合わせることで、アプリケーション配信に問題が生じた際に根本原因の所在を容易に特定できます。また、責任が DevOps チームにあるのか NetOps チームにあるのかも容易に判断できます。ThousandEyes Snapshots を使用すれば、リアルタイムのコラボレーションが容易になります。また、Terraform プラグインを使用して、アプリケーション モニタリングの合理化と標準化を実現できます。特定のクラウドアーキテクチャでしか機能せず、不必要な責任の押し付け合いを引き起こす Azure モニタリングツールを使用していませんか。その状態から脱却し、より効果的な根本原因の特定とより効率的なトラブルシューティングを実現しましょう。
クラウドの隠れた可能性を最大限に引き出す
ThousandEyes Cloud Insights により、クラウド インフラストラクチャ プロバイダーのすべての要素とサービスのインベントリを自動的に作成します。これにより運用チームは、ユーザー体験に影響を与えかねない構成と運用の変更を追跡して、レポートに出力できます。 さらに、アプリケーションフローのサービスチェーンとトラフィックパスを詳細に可視化できるため、プロバイダーアーキテクチャに起因するサービスの依存関係やパフォーマンスの問題を特定するのにも役立ちます。
根本原因分析を迅速化
Cloud Insights は、エンドツーエンドのエクスペリエンスに関する問題について、かつてない統合レベルで可視化できます。クラウドリソースに影響を与える、クラウドプロバイダーのトラフィックボリュームや設定変更について、エクスペリエンスの問題との関連性を直接特定できることが特徴です。このインサイトにより、拡張クラウドネットワークがユーザー体験に影響を及ぼしているかどうかを容易に判断できるほか、問題の根本原因を迅速に特定して、パフォーマンスの優れたエクスペリエンスを提供できるようになります。
パフォーマンスとクラウドリソースをダイナミックに最適化
Cloud Insights は、対象のクラウドプロバイダーからネットワークフローデータを収集し、クラウドサービス内のトラフィックフローに関する詳細情報を提供します。これによりオペレーションズチームは、能動的にパフォーマンスを改善することができます。これには、リージョン、VNets、アベイラビリティゾーン、外部アプリケーションソース間のトラフィックといった情報も含まれます。異なるゾーンやプロバイダー間のトラフィック経路が最適でない場合、オペレーションズチームが問題を把握して、最適化を実施することで、不要なゾーン間通信やマルチクラウド通信を排除することができます。
Cloud Insights によりマルチクラウド パフォーマンスを保証
Microsoft Azure のパフォーマンスモニタリングでネットワークのエンドツーエンドの最適化を開始
271 か所の都市（Microsoft Azure の 36 のリージョンを含む）に展開されているグローバル規模の Cloud Agents ネットワークを活用すれば、Azure のアラートと Microsoft のモニタリングですぐにでもお客様のクラウド環境を深く理解できるようになります。または、ThousandEyes の Azure Resource Manager（ARM）を使用してお客様の Azure VNet に軽量な Enterprise Agent を展開することで、Microsoft 環境内のネットワークをモニタリングすることもできます。展開には 5 分しかかかりません。これらの監視ポイントを複合的に利用することで、お客様の企業 LAN から WAN、ISP、ExpressRoute の接続に及ぶ全体を視野に収め、エンドツーエンドのパスを優れた可視性で把握できます。Azure インフラストラクチャの包括的でグローバルなモニタリングソリューションとして、必要なすべてのモニタリングデータを得られることが特徴です。
ThousandEyes が選ばれる理由
クラウドの導入を加速
パブリッククラウドへの移行に際して、Microsoft Azure の全リージョンで展開された Cloud Agent を使用すれば、クラウドネットワークやアプリケーションの提供に関する分析情報を即座に得られます。
優れたデジタル体験を提供
外部サービス（API ゲートウェイなど）との依存関係を、クラウドインフラからは隠れていても可視化できるため、ユーザー体験の最適化に役立てられます。
IT 運用を合理化
ダッシュボードや指標として可視化された情報を社内外の関係者と共有できるため、連携の強化や、自社側に問題がないことの証明、そしてエンドユーザーの問題解決に活用可能です。
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