インターネット全体が新しい企業 WAN に

顧客にデジタル サービスを提供する場合でも、社内に SaaS アプリケーションを導入する場合でも、サービスを効果的に提供するために、外部ネットワークへの依存度がますます高まっています。そのため、インターネットやクラウド サービス ネットワークの可視性を高めることは、事業を継続させるための重要な要件となっています。

ThousandEyes は、ネットワーク、アプリケーション、ルーティング、そしてデバイスを極めて密接に相関させて可視化することで、インターネットや WAN の接続パフォーマンスがユーザー体感品質に与える影響を、かつてないほど詳細に表現します。

パケット損失、遅延、ジッターなどのネットワークパフォーマンスとメトリックを、エンドツーエンドかつ、L3 のホップバイホップで把握
パブリック インターネット
  • ネットワーク パスの可視化 — L3 ホップごと
  • エンドツーエンドとホップごとのネットワーク パフォーマンスと評価指標 (パケットロス、遅延、ジッターなど)
  • BGP ルートの可視化
  • DNS の可用性、整合性、およびパフォーマンス
  • 世界中の 200 近い都市に配置された Cloud Agents の監視ポイント
QoS 再マーキングなどのネットワークパフォーマンスとメトリックを、エンドツーエンドかつ、L3 のホップバイホップで把握
企業 WAN
  • ネットワーク パスの可視化 — L3 ホップごと
  • エンドツーエンドとホップごとのネットワーク パフォーマンスと評価指標 (QoS など)
  • SD-WAN のオーバーレイとアンダーレイを可視化
  • インフラからネットワーク デバイス評価指標を収集
  • ネットワーク トポロジを自動検出
eBook

SD-WAN 時代におけるチャンスと課題、ソリューションの形

SD-WAN が確実に期待に沿うには、ネットワークの可視性とアプリケーションのパフォーマンスの双方に適切に対処した最新のモニタリングのアプローチが必要です。

企業で期待どおりの SD-WAN を実現するには、ネットワークの可視化とアプリケーションのパフォーマンス確保が同等に必要

パスの可視化

ThousandEyes は、業界標準の信頼できる手法を用いてネットワーク パスを可視化しており、選択したエージェントから監視ターゲットの URL や IP アドレスまでのすべてのネットワーク パスを、統合されたマルチポイント ビューで表示し、ネットワーク トポロジに基づいた相関関係を強調します。  パスの可視化では、rDNS (逆引き DNS)、BGP ASN、位置情報、エンドツーエンドやホップごとの評価指標など、合計 16 カテゴリのデータと評価指標が表示されます。障害が検出されたときは、直接 [Internet Insights] ビューにジャンプできます。パスの可視化は、トンネルによるオーバーレイやアンダーレイのネットワーク インフラを考慮に入れた MPLS WAN、インターネット パス、そして SD-WAN とクラウド ベースのセキュリティを確保するためのマルチレイヤのネットワーク トポロジなど、多くの環境に対応しています。

ThousandEyes によってネットワークパスの可視化基準を確立し、すべてのネットワークパスをマルチポイントで相関付けて表示
提供開始

AWS パスの拡充

AWS ネットワークの検証済みインサイトにより、クラウド接続をかつてない広範囲で可視化できるようになります。

ネットワークの問題は、ユーザートランザクション、ページロード、サービスの可用性、パフォーマンスにマイナスの影響を与えかねない

エンドツーエンドの
ネットワーク パフォーマンス

ネットワークの問題が発生すると、操作の反応が鈍くなったり、ページの読み込みに時間が掛かるようになったり、サービスの可用性やパフォーマンスが低下したりします。Cloud Agents と Enterprise Agents、そして監視ターゲットの URL や IP アドレスの組み合わせを選択すると、エージェントから監視ターゲットまで TCP または ICMP ベースの軽いバースト トラフィックが送信され、パケット ロス、遅延、およびジッターが測定されます。両端でエージェントが動作している場合は、UDP を利用したネットワーク テストを実行できます。

BGP の可視化

ThousandEyes は、グローバルに配置された多くの BGP コレクタから BGP ルーティング データを取り込んで、サービス レイヤー、ネットワーク レイヤー、パス可視化レイヤーの下で可視化します。監視ターゲットとしてサービスの URL が指定されると、階層化された BGP テストでは、関連するすべてのプレフィックスに関して、到達性とパスの変更が自動的に追跡されます。監視ターゲットとして IP アドレスを指定した場合は、関連するインターネット経由のプレフィックスが監視されます。特定のプレフィックスに対する BGP 監視テストを作成して、BGP ハイジャックやリークに対して警告を出すこともできます。

BGP テストでは、テスト対象のサービス URL を指定すると、関連するプレフィックスの到達可能性とパス変更が自動的に追跡される
プロトコル固有のさまざまなテスト(HTTP、SIP、RTP)を Web トランザクションテストと並行して、あるいは単独で実行すると同時に、ネットワーク層の可視化を実現

Web サーバーの可用性と応答時間

さまざまなプロトコル特有のテスト (HTTP、SIP、RTP) を Web トランザクションと並行して、または単体で実行でき、ネットワーク レイヤーも可視化できます。

DNS のパフォーマンスと整合性

DNS テストは、DNS サーバーの可用性と応答時間、そして DNS 応答の整合性を監視します。

  • DNS サーバーに対して再帰問合せや反復問合せを実行し、パフォーマンスやセキュリティの問題に関するアラートを取得します。
  • すべての DNS 権限委譲ゾーンにおける DNS ドメインの解決を追跡します。
  • DNSSEC を検証して監視します。
DNS モニタリングにより、DNS サーバーの可用性と応答時間に加え、DNS 応答の完全性をテスト
ThousandEyes エージェントを自社環境に展開すると、スイッチ、ルータ、ファイアウォールなどのネットワークデバイスに SNMP を介したポーリングが可能

ネットワーク デバイス評価指標

お客様の環境内に配置された Enterprise Agents は、スイッチ、ルーター、ファイアウォールなどのネットワーク デバイスに対してポーリングを実行し、リンク状態、スループット、エラー、インターフェイス上のパケット破棄、およびその他の評価指標を収集します。そして、デバイス、ネットワークの一部または全部のパフォーマンスに関するレポートやアラートを生成し、時間や場所ごとの傾向を比較することでボトルネックを見つけ出します。デバイスの健全性を示すデータはネットワーク パフォーマンスと密接に相関されて可視化されるため、インターフェイス レベルまで掘り下げて根本原因をすばやく特定できます。Cisco、HPE、およびその他のベンダーの MIB がサポートされます。

LLDP/CDP と、SNMP によるデバイスポーリングによって、エージェントはネットワークインフラの自動検出、診断結果の収集、デバイスのマッピングが可能に

ネットワーク トポロジの自動検出

ThousandEyes は、LLDP/CDP および SNMP デバイス ポーリングを使用してネットワーク インフラを自動検出し、診断情報を収集して、リモート デバイスとローカル デバイスを 1 つのトポロジでマッピングすることで、障害の発生場所をすばやく特定できるようにします。この企業ネットワーク パスの可視化は、お客様が把握しているネットワーク情報に基づいてカスタマイズできます。

Forrester TEI 調査

エンタープライズネットワーク向け Cisco ThousandEyes の Total Economic Impact™(総合的な経済効果)

結果は明らかです。Cisco® ThousandEyes® は売上と収益の両方に違いをもたらします。ROI を引き上げ、MTTI を短縮し、生産性を向上できた例については、こちらのケーススタディをお読みください。

ThousandEyes ならマルチレイヤー環境を簡単に可視化できます。

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