Salesforce のモニタリングにおける課題
Salesforce の導入には、ネットワークやアプリケーション面で高度なパフォーマンス調整が求められます。そのような難しさを生み出しているのは、インターネットの予測の難しさや Salesforce プラットフォームにおける設定の自由度の高さの両方です。 Salesforce は Microsoft 365 などの他の SaaS アプリケーションとは異なり、「導入後すぐに使用できる」ようにはなっていません。通常は企業のニーズに合わせて開発者の手でカスタマイズされ、マーケティングや販売、カスタマーサービスなどのビジネス機能に適したサードパーティのアプリケーションを利用します。Salesforce は特定のデータセンターから各企業のアプリケーション環境をホストするため、ユーザーの位置もパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。
Salesforce の初期展開や構築後の監視、パフォーマンス基準および指標の確立により、包括的な正常性チェックが可能になり、ユーザー体験を最大限に引き上げることができます。そのために不可欠な Salesforce のモニタリングを実現できるのが、ThousandEyes に実装されているアクティブモニタリング技術や、アプリケーション層のデータとネットワーク層のデータとの関連付け技術です。
お客様の拠点やリモートエンドユーザーからの Salesforce の監視
ThousandEyes ならば、従業員が使用する SaaS アプリケーションの提供やパフォーマンスを細部まで可視化可能。リアルタイム通知により、早急に問題を特定したうえで、プロバイダーと協力して遅延問題のトラブルシューティングに費やす時間を削減できます。拠点やデータセンター、コールセンターに簡単にインストールできる Enterprise Agents だけでなく、230 を超える Cloud Agents から SaaS サービスを監視します。
Salesforce の可用性や接続の相関関係を把握
Salesforce は多くの大企業にとって不可欠な SaaS ベースのアプリケーションです。元々顧客関係管理(CRM)サービスとして市場に登場した Salesforce は、収益を左右する多くの機能(マーケティング、請求処理、カスタマーサポートなど)に対応した大型のプラットフォームへと発展しました。対応アプリケーションと API 統合からなる一大エコシステムを抱えています。そうした事情によって、効果的に Salesforce は企業の顧客データにとって信頼できる唯一の情報源になりました。ThousandEyes は、Salesforce のパフォーマンスをリアルタイムでモニタリングできる、包括的なダッシュボードを提供。ページロードのウォーターフォールやリアル ユーザー アクティビティ、ネットワーク接続がトポロジで視覚化されるなど、Salesforce の各機能の可用性と接続について把握できます。
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