2. インターネット通信がプロキシ経由必須の環境
この環境はプロキシが社内ネットワークと外部ネットワークの直接な通信を許可しないため、多少複雑な対応になります。Enterpriseエージェントを社内ネットワーク(プロキシ経由)と外部ネットワーク(インターネットに直接接続)に1台ずつ設置します。以下の図のようにプロキシを経由するHTTP/Pageloadテストを作り、そのテストを複製します。複製したテストはプロキシを 利用しないプロキシの外側にあるエージェントに変更します。
1. プロキシ経由のHTTP/Pageloadテスト
2. 上のテストを複製後、プロキシの外側にあるエージェントからのHTTP/Pageloadテストに変更
監視テストの設定例
1. プロキシを経由するHTTP/Pageloadテスト
このテストはプロキシ経由でターゲットをアクセスするユーザー経験値の測定をします:
2. プロキシ外側のネットワークに設置したエージェントからの HTTP/Pageloadテスト
この監視テストはプロキシを利用せずに、プロキシ外側からターゲットへのHTTP/Pageloadのレスポンスタイムとネットワークパスの検知と品質測定を行います。
まずは前のページで作成したテストを複製します:
複製したテストを以下のように変更します:
3. 社内エージェントからプロキシへのNetworkテスト
社内ネットワーク環境によって必要性は変わりますが、ここでは各支店から本社にあるプロキシへのネットワークパスの可視化と品質測定のネットワークテストを追加します。このテストから社内ネットワークの遅延やパケットロスを監視することが可能です:
監視テストは Network 系の Agent to Server を選択します:
監視テストの動作確認
ここで作成した3つの監視テストの正常動作確認をします。
1. プロキシを経由するHTTP/Pageloadテストの動作例 - スナップショットへのリンク
2. プロキシの外側からのHTTP/Pageloadテストの動作例 - スナップショットへのリンク
3. 社内エージェントからプロキシへのNetworkテストの動作例 - スナップショットへのリンク