イベントアラートと通知

イノベーションの概要

イベント検出によって生成された ThousandEyes のイベントを、アラートルールとカスタムウェブフックを使用して通知として送信できます。この機能強化により、IT 運用チームはイベント検出を運用ワークフローに統合し、イベント通知の情報に基づいて迅速に問題に対処できます。

主な特徴

• イベントトリガーによるアラート： イベント検出固有のアラートルールのページから、アラートルールを作成できます。

• アラートビュー： アラートタブからイベント検出のアラートを表示できます。

• カスタムのウェブフック統合： カスタムのウェブフックを作成し、イベント検出ベースのアラートルールに割り当てることができます。

• シンプルなウェブフックの設定： イベント固有の新しいウェブフック変数を使用したイベント検出カスタムウェブフックのサンプル本文が、ドキュメントから利用できるようになりました。

お客様にとってのメリット

• ワークフローへの統合： ThousandEyes イベントを社内チケットシステムやオンコール管理システムなどの運用ワークフローに統合できます。

• 効率的な IT 運用： NOC やヘルプデスクチームなどの運用組織が、イベント通知の情報を活用して迅速に問題に対応できます。

新しいイベントアラートと通知に活用するには、次の簡単なステップに従ってください。

1. ThousandEyes プラットフォームで、 [イベント検出（Event Detection）] に移動します。

2. [管理（Manage）] > [アラートルール（Alert Rules）] に移動します。

3. [イベント検出（Event Detection）] タブを 選択 します。

4. [新しいアラートルールの追加（Add New Alert Rule）] を クリックします。

5. [アラート条件（Alert Conditions）] でイベントの継続時間を分単位で選択するか、 “[すべて（any）] ” オプションを 選択して、 すべての継続時間を対象にします。特定の継続時間を超えてすべての時間を対象にするには、 “[少なくとも（at least）] ” オプションを使用します。

6. [アラート条件（Alert Conditions）] で [イベントタイプ（Event Type）] または [イベント影響（Event Impact）] を選択するか、 その両方を 選択します。必要に応じて、複数のイベントタイプとイベント影響を選択することもできます。

7. [通知（Notifications）] タブを 選択します。

8. カスタムウェブフックを 作成または更新するには、 [統合の管理（Manage Integrations）] をクリックします。ブラウザの新しいウィンドウまたはタブに、 [管理（Manage）] > [統合（Integrations）] メニューが開きます。

9. [+新しい統合（+ New Integration）] を クリックします。

10. [カスタムウェブフック（Custom Webhook）] を 選択します。

11. [名前（Name）] と [URL] を 入力 します。

12. ウェブフックサーバに必要な場合は、 [認証タイプ（Auth Type）] を 選択します。

13. ThousandEyes ドキュメントからイベント検出カスタムウェブフックの サンプル本文を貼り付けます。サンブル本文はロジックを追加するために変更できますが、デフォルトはこの文です。

14. [テスト（Test）] を クリックし、 成功したことを確認します。

15. [保存（Save）] を クリックして、 カスタムのウェブフック統合を保存します。

16. [新しいアラートルールの追加（Add New Alert Rule）] ブラウザウィンドウに戻り、 [統合（Integrations）] > [通知の送信先（Send notifications to）] で、 新しく作成したカスタムウェブフックを 選択 します。

17. [新しいアラートルールの作成（Create New Alert Rule）] を クリックして、 ルールを作成して保存します。

18. [アラート（Alerts）] メニュー に移動 します。

19. [アラートタイプ：イベント検出（Alert Type: Event Detection）] で フィルタリングして、 イベント検出アラートを表示します。