データを実用的なインテリジェンスに変換

ThousandEyes のインターネット&クラウドインテリジェンスと Cisco AppDynamics の アプリケーション パフォーマンス モニタリング (APM) は、自動化された方法でシームレスで統合されたデジタル体験モニタリングソリューションです。エンドツーエンドのデジタルサプライチェーンを、かつてない規模で包括的に可視化できます。あらゆるネットワークの、あらゆる場所でホストされているアプリケーションについて、エンドユーザーの視点からプロアクティブに監視。その中には、アプリケーションの可用性とパフォーマンスに不可欠な内外の依存関係(BGP、DNSインフラ、API、クラウドサービス)も含まれます。

ThousandEyes は、アクティブおよびパッシブな監視技術を組み合わせて、デジタル配信スタックのあらゆる要素からテレメトリを収集。アプリケーションの可用性とエンドユーザー体験に影響を与える主要な依存関係について、実用的なパフォーマンスデータを提供します。こうしたデータには、企業のコントロールが及ばない(ISP やクラウド接続だけでなく)インターネットの正常性やルーティング動作なども含まれます。AppDynamics は、アプリケーションコードを深く掘り下げ、サービス階層間のパフォーマンスを監視し、ビジネストランザクションに影響を与える異常を特定します。これら 2 つのプラットフォーム間では、リアルタイムでデータが自動共有。より少ない時間と労力でフルスタックを可視化できる直感的なワークフローも相まって、ITOps チームは、すべての依存関係でビジネスを中断しかねないインシデントをより迅速に検出できます。重要なアプリケーションのパフォーマンスを、組織全体で常に維持できるようになります。

エンドツーエンドのサービスに対する包括的な可視性

ThousandEyesとAppDynamicsの統合は、シスコの広範なフルスタック可観測性ソリューションの一部であり、デジタルサービス提供の複雑なサプライチェーンにおける依存関係とトランザクションの一つひとつを緻密に分析した情報の提供を通じて、エンドツーエンドでサービスを可視化するという難題を解決します。

Service visibility with ThousandEyes and AppDynamics

アプリケーション体験をプロアクティブかつ一元的に可視化

  • 世界各地の 200 を超える都市からアプリケーションの最初のページに至るまで、ユーザのいる位置からのアクセスに相当するThousandEyes の監視ポイントからアプリケーションのパフォーマンスとインターネット接続をプロアクティブに監視します。

  • ThousandEyes はインターネットを「外から内」で可視化し、AppDynamics はアプリケーションとインフラの評価指標を収集。これらのデータは、どちらのプラットフォームでも自動で統合されます。パフォーマンスを視覚的に相関させ、(サービスレベルやトランザクションレベルなどで)基本的なネットワークの障害とアプリケーション問題を素早く区別するのに役立ちます。

  • ハイブリッド環境やマルチクラウド環境に対する可視性を拡張し、外部のサードパーティ API やクラウドベースのサービスとバックエンド アプリケーションとの連携や依存関係をテストできます。
お客様事例

FICO 社が AppDynamics と ThousandEyes を導入

「企業の多くは、サードパーティの接続性の問題に対応する術を持ちません。ですが、AppDynamics と ThousandEyes を導入したことで、実行しているすべてのアプリケーションとサービスに対する可視性はこれまでになく向上しました。また、内部だけでなく外部の環境のネットワークトラフィックも追跡
できるようになりました。さらに、ネットワーク内外のパフォーマンスと接続性の問題を一つも漏らすことなく迅速かつプロアクティブに解決するためのロードマップが提供されるため、環境全体で最高のパフォーマンスを維持できています」

FICO、シニアエンジニア、Hari Vittal 氏

Internal Applications

ネットワークには問題がないことを情報の関連付けを利用して証明

AppOps チームと NetOps チームによる責任の押し付け合いを無くすことができます。AppDynamics ダッシュボードとネイティブに統合された ThousandEyes ならネットワークやインターネットの評価指標と関連付けたアプリケーションのパフォーマンスや業績のデータを包括的な単一のビューから入手できるため、根本原因を速やかに切り分けられます。また、AppDynamics は障害によるビジネスへの影響を可視化して把握するのを容易にし、ネットワークインシデントの優先順位付けの円滑化と、総合的な運用効率の改善を実現できます。ThousandEyes と AppDynamics があればプラットフォームの違いを意識することなく、運用チーム間での優先度判断のワークフローを一本化できます。

ThousandEyes is natively integrated into AppDynamics dashboards
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統合された実用的なアラート

AppDynamics をお使いであれば、ThousandEyes が収集したネットワーク パフォーマンス データを統合することで、アプリケーションのパフォーマンスを左右する依存関係を包括的に把握できます。モニタリング方針の提案機能や設定済みのテストテンプレートにより、モニタリング機能を特定のユースケースに合わせて調整できるほか、AppDynamics ダッシュボードから ThousandEyes テストを簡単に導入することができます。これにより、よりプロアクティブな監視やトラブルシューティングが可能になり、ユーザーに影響を与える前に問題を特定して解決することができます。

eBook

API の複雑性の解消:モジュール型/分散型アプリケーションの管理方法

クリティカルなワークフローや、外部の API エンドポイントとのバックエンド通信のテストや測定をしていても、アプリケーションの複雑性が増大すると未知のパフォーマンス問題が発生するおそれがあります。

Overcoming API Complexity

ThousandEyes と AppDynamics のシームレスな連携

ThousandEyes と AppDynamics の双方向の統合により、ワークフローを効率化し、アプリケーションの隠れた依存関係を特定できます。その仕組みについて、このデモをご覧ください。

Play button
チュートリアル   05:34

トランスクリプトを読む

AppDynamics と ThousandEyes を利用するメリット

アプリケーションのパフォーマンスを左右するあらゆる依存関係を確認

運用面で共通の言語を使い、IT チーム間のコラボレーションが促進

大規模で全体的なオブザーバビリティを、より少ない時間と労力で実現

ソリューション概要

ThousandEyes と AppDynamics の統合

サイロ化された従来型のモニタリングツールには可視性のギャップがありました。ThousandEyes と AppDynamics の統合によってこうしたギャップが埋まり、クラウドとインターネットを中心とした企業環境が抱える課題に対処できます。

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