自社ネットワークとの間の BGP ルートを監視

BGP モニタリングに関するビデオ字幕

ルーティングの変更やエラー、リークはトラフィックパスを変化させ、障害の突発的な発生や慢性化を引き起こす原因となる可能性があり、ネットワークのパフォーマンスに影響を及ぼします。

ThousandEyes は企業のネットワークとサービスプロバイダーのネットワークの両面から BGP ルートを監視するため、お客様プレフィックスに向かうインバウンドのルートと、主要なサービスやエンドポイントに向かうアウトバウンドのルートの両方を把握できます。

この両方向の可視性が、ローカル側の設定不備やピアリングの変更、ルートハイジャックなどの問題への迅速な対処を可能にします。

ThousandEyes はパブリックとプライベート両方の監視ポイントを利用して BGP のデータを収集します。

パブリックの監視ポイントは世界 45 か所にあり、それらの各拠点からお客様プレフィックスに向かうインバウンドのルートを確認できます。

さらにプライベートの監視ポイントとピア接続することで、お客様ネットワークのアドレス範囲から主要なサービスやエンドポイントへ向かうアウトバウンドのルートについても可視化されます。

これはオフィス間またはデータセンター間や、重要度の高い外部クラウドプロバイダーへのルーティングを把握したい顧客にとって非常に有用な情報となります。

ThousandEyes はパスの変更や更新、到達可能性などの主なルーティング指標も追跡します。

これらの指標を理解するには、あらゆる監視ポイントから目的地へと移動するトラフィックの、過去および現在の AS のパスを可視化した BGP ルートと、周辺情報を合わせる必要があります。

また、ルーティング障害を周辺情報から分析した情報も得られます。

効果的なアルゴリズムによって規則性の把握と到達できないプレフィックスの発見が行われ、到達可能性の障害に関するデータが提供されます。このデータにはグローバルとローカル両方の範囲に加え、ルーティングの問題を引き起こしている根本原因が含まれる可能性が最も高いネットワークも対象として含まれます。

テストを設定するのも、データを収集するのも簡単です。

BGP のデータはネットワークの評価も含めたあらゆるテストに使用でき、特定のプレフィックスを対象にした単独のテストとしても利用できます。

BGP のアラートと通知は、パスの変更や到達可能性、ネクストホップである AS が変更になった場合、範囲が限定されたプレフィックスが検出された場合などの指標に基づくカスタマイズ可能なしきい値を使用して設定されます。

このアラートは特にルーティングのエラーや悪意のある行動を検出するのに役立ちます。

必要に応じてまたは定期的にパフォーマンスレポートを作成することで、データの傾向を把握できます。

レコードは簡単に保存でき、双方向リンクを利用してチームやサービスプロバイダーと共有することもできます。

BGP のテストもわずか数分で実行できます。

ThousandEyes を使い始めれば、ルーティング環境への理解が深まりエラーやリークにも迅速に対応できます。

利用のお申し込みは無料です。ぜひお試しください。