Endpoint Agent は、Windows や Mac のラップトップまたはデスクトップで動作し、IT チームが Web アプリケーションやインターネット体験を改善できるよう支援します。Endpoint Agent は、パフォーマンスデータを IT チームに定期的に報告します。
Endpoint Agent は、Web ブラウジングのパフォーマンスとネットワーク接続に関するデータを収集します。収集されるデータは、IT チームが明示的に定義した Web ドメイン(例:salesforce.com)やネットワーク(例:オフィスのワイヤレス)に関連するものに限られます。つまり、エンドユーザーがアクセスしている他のサイトは認識せず、モニタリング対象として明示的に選択したビジネスに不可欠なサイトのパフォーマンスのみを把握します。
モニタリング対象の Web サイトを閲覧すると、Endpoint Agent は以下の情報を記録します。
- デバイス名、OS のバージョンなどの、デバイスメタデータ
- ページタイトル、ページオブジェクト名などの、Web ページのメタデータ
- 有線/無線ネットワーク名やパフォーマンスなどの、ローカルネットワークの接続性
- ゲートウェイ、VPN、プロキシなどの、Web サーバーへのネットワークパス
Endpoint Agent は、Web ページのテキスト、画像、パスワード、Cookie、またはページ内やページに関連するその他のコンテンツを収集することはありません。Endpoint Agent は、IT チームが定義したリストに掲載されていないドメインやネットワークのデータを収集することはありません。
[ThousandEyes Endpoint Agent] ボタンを使用して、アクセスしようとしている Web サイトをモニタリングするように選択することができます。このボタンは、Endpoint Agent のブラウザ プラグイン コンポーネントの一部で、Chrome または Internet Explorer のブラウザバーに表示されます。
パフォーマンスの問題が発生している Web サイトでは、ボタンをクリックするだけで評価指標の記録が開始され、更新ボタンを使用して Web ページを再読み込みすることができます。
そうすると、再度ボタンをクリックするまでパフォーマンスデータが収集され、その後、収集されたデータの簡単なレポートが表示されます。IT チームはその情報を通常 1 分以内に利用できるようになります。