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Cisco Live 2026:AgenticOps を信頼できる成果に変える Cisco Assurance

投稿者 Murtaza Doctor
| | 3 分

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概要

このイベントで注目いただきたいのが、受動的に障害に対応している NetOps チームの現状を変え、プロアクティブな運用に移行するのに役立つように設計された機能群である Cisco Assurance スイートです。画期的なスイートとして、ネットワークやクラウドなどにまたがる環境で信頼性の高い成果を提供できる仕組みを詳しくご紹介します。


時代はスピードから信頼へ

AgenticOps に将来性があることは、疑うまでもありません。Cisco ThousandEyes では、かつて手動で行っていたワークフローを、Cisco AI AssistantThousandEyes MCP サーバーなどの製品群により圧倒的なスピードで完了できるようになりました。

しかしそれと同時に、NetOps チームは運用上のリスクが増大しないようにしながら、迅速に対応しなければならないという重圧にもさらされています。こうした状況下で、自社ネットワークの遥か先にあるインターネットや SaaS、クラウドの中に分け入り、断片的なテレメトリや鳴りやまないアラート音、観測できない領域に対処しています。今求められているのは何か。それは明らかです。すなわち、障害対応の無駄をなくし、診断や修復プロセスに短時間で対処し、いち早く自律的な運用への道を開くことです。

しかし、その答えとしてスピードを求めるだけではバランスを欠くことになります。ガードレールが無い道でスピードを出せば、運用上のリスクを免れないこともわかっています。AI が可能にするのは実行に移す時間の短縮だけではありません。意思決定も一瞬です。そしてその判断が誤っていた場合、影響はあっという間に波及しかねません。リスクの増大を防ぐには、チームが制御権を握り、コンテキストを理解し、繰り返しフィードバックを行う必要があります。そこにレビュー、承認、ポリシーの監査、事後検証などを通した強力な管理の仕組みが加わることで、AI の自律性を信頼できるようになります。

ここが AgenticOps、つまり管理や人間の監視をはじめ、検出や診断、推奨事項の提案、行動、検証に AI を利用する運用モデルと Cisco Assurance とが交わる点です。

このような背景のもと、ラスベガスで開催される Cisco Live 2026 では、さらなる進化を遂げた Cisco Assurance スイートをお披露目します。スタンドアロンの機能のセットとしてではなく、信頼性の高いクローズドループ型運用を大規模に実現する統合システムとして構築された Cisco Assurance スイートは、デジタル体験を最適化して優れたビジネス成果の達成をお約束します。

Cisco Assurance:信頼できる AgenticOps の基盤

Cisco Assurance は AI を活用したインサイト、エージェント型ワークフロー、継続的な検証を、エンドユーザー体験を中心とした単一の運用モデルに統合します。これにより、断片的なテレメトリが意思決定に対応したインテリジェンスと統合され、人間が開始したアクションも AI のサポートによるアクションも等しく現実世界の結果に照らして管理され、説明可能なものとして検証されるようになります。

このシステムは、次のような緊密に統合された機能セットによって実現されます。

これらの仕組みを組み合わせることでクローズドループシステムを形成し、NetOps チームによるエクスペリエンスの把握やアクションの実行、結果の検証を支援し、リアルタイムでの適応を可能にします。

エクスペリエンスメトリック:デバイスの正常性からユーザー体験まで

断続的に Wi-Fi 接続に問題が出ている支社で働いているユーザーを想像してください。チケットは上がっていないものの、Cisco Meraki ダッシュボードには過去 30 分間に接続断があったことが示されています。影響が広範囲に及ぶ可能性があるため、問題が大きくなる前に診断し、解決することが最優先です。

従来、NetOps チームは受動的な運用を行っていて、問題の範囲と規模の大きさを完全に把握するには、扱いにくいアラート機能や連携性に欠けるツール、デバイスレベルのテレメトリの手作業での関連付けが必要でした。SNMP ベースのモニタリングではインターフェイスのメトリックは収集できますが、たいていの場合、問題の範囲や原因を把握するのに必要な幅広いコンテキストは得られません。

Cisco Live Amsterdam 2026 でプレビュー版をお披露目した「エクスペリエンスメトリック」には、これまでとは根本的に異なるアプローチを取り入れています。現在無線ネットワーク向けにはベータ版を、有線ネットワーク向けにはアルファ版を提供しています。エクスペリエンスメトリックを導入することで受動的なデバイス重視の障害対応から、プロアクティブなユーザー重視のアシュアランスの仕組みに移行できます。

複数のドメインからのデータを 1 画面に集約して表示できるエクスペリエンスメトリック
図 1. 複数のドメインからのデータを 1 画面に集約して表示できるエクスペリエンスメトリック 

エクスペリエンスメトリック:有線環境と無線環境を含めた包括的なデジタル体験を継続的に測定し、1 つのビューにテレメトリを関連付けることで実用的な情報を提供します。AI を活用したインサイトはユーザーへの実影響に基づいて異常の検出から障害の分類、問題の優先順位付けが可能で、たいていはエンドユーザーから報告が寄せられる前に対処できます。ガイド付きの修復や自動化されたワークフローをトリガーすることで、可視化された問題に対処するまでの時間差を解消し、問題の速やかな解決をサポートします。

エクスペリエンスメトリックを利用すると、わずか数回のクリックで接続が失敗する主な原因が DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)の障害であることを特定できます。さらに問題を追及すれば、VLAN の設定ミスで DHCP 要求がサーバーに到達できなくなっていることが根本原因にあることまで明らかにできます。問題点が簡潔にまとまっていることに加え、SSID やアクセスポイント、デバイス、クライアントの各レベルで詳細調査を行ううえでの指針となる、わかりやすい説明も付いています。

エージェント型アクション:インサイトから速やかな解決を

エクスペリエンスメトリックを基に問題が明らかになったところで、ユーザーへの影響が拡大する前に修復するのが次のステップとなります。ここでエージェント型アクションの出番です。

エクスペリエンスメトリックの目的は診断とインサイトを速やかに提供することです。一方、エージェント型アクションは短時間での解決を目的に開発されています。エージェント型アクションは、優先順位を付けた 1 つのビューにインシデントとアラートが集約された、プロアクティブな更新と最適化を開始するためのハブとして機能します。そこに監視機能が加わることで、高度な自動化と安全性を兼ね備えたネットワーク運用を可能にします。

エージェント型アクションは、連携に欠ける障害対応を AI のサポートによる緊密なワークフローに変え、運用を信頼できる自律性へと一歩近づけます。エージェント型アクションを使用すれば、場当たり的な障害対応を結果指向の修復に変え、ネットワークパフォーマンスをビジネス上の優先事項に沿うように調整できます。

根本原因に応じた修復を自動的にガイドするエージェント型アクション
2.根本原因に応じた修復を自動的にガイドするエージェント型アクション 

エクスペリエンスメトリックの診断結果は、DHCP の問題の根本原因が、スイッチとそのスイッチに接続されているワイヤレスアクセスポイント間の VLAN 不一致にあるというものでした。それを受けてエージェント型アクションが考えられる根本原因を確定し、スイッチの VLAN 設定を更新するよう提案してくれます。提案を確認したうえで承認し、[変更を適用(Apply Changes)] をクリックすると、推奨事項に基づいて管理された設定処理が開始されます。これでインシデントのステータスが更新されて、正常な接続状態が復元されます。

エンドツーエンドの模擬テスト:成果の実証

あなたはこの問題を解決して、再発を防止したいと考えています。ネットワークが正常な状態に戻り、ユーザーがネットワークに接続できると、ようやく一息付けます。しかしアシュアランスで重要なのはテクノロジーだけではありません。肝心なのは成果の実証です。そこで、次のステップはエンドツーエンドでの検証ということになります。そこで鍵となるのがエンドツーエンドの模擬テストです。

模擬テストが便利なのは、ほぼリアルタイムで結果を検証し、実証できることです。この仕組みはすでに運用に取り入れられているかもしれませんが、ThousandEyes プラットフォームとエージェント型ツールやモデル コンテキスト プロトコル(MCP)を組み合わせた、プログラムによる自動化にも対応しています。インターネットやクラウドまでを含むエンドツーエンドの経路全体で、問題が発生する前、発生中、発生後のネットワークパフォーマンスをほぼリアルタイムで可視化します。これにより、単なる仮定ではない根拠をもってアクションを検証し、問題を解決します。

継続的なテストによってデジタルデリバリチェーンのあらゆる時点で発生しうる脆弱性や不安定な動作を把握し、確実に復旧できます。こうした問題点は、可視性の低いソリューションでは見逃されてしまうおそれがあります。

模擬テストによって生成された結果とデータは、エクスペリエンスメトリックに取り込まれてビューに表示されます。このワークフローによって VLAN の不一致の問題が解決されただけでなく、よりプロアクティブに問題に対処し、未然に阻止するための基盤が整いました。

幅広い環境へのアシュアランスの拡張

信頼できる AgenticOps は、企業が事業を展開する規制環境やクラウド、モバイル、サービスプロバイダー、組み込みインフラストラクチャといったあらゆるユースケースと環境で機能することが求められます。Cisco ThousandEyes の新機能では、Cisco Assurance が拡大され、より多くのお客様がさまざまな方法でこうした課題に対処できるようになっています。

  • Cisco ThousandEyes for Government – 連邦政府および規制環境向けの FedRAMP® Moderate 認証アシュアランスです。

    詳細については、ブログをご覧ください。Cisco Live の連邦政府のお客様向けブースにもお立ち寄りください。

  • Internet Insights プロバイダー インテリジェンス – ThousandEyes の集合知を活用して、データを活用した ISP の評価とネットワーク計画を提供します。

    詳細については、ブログをご覧ください。World of Solutions のページではデモもご用意しています。また、Cisco Live の会場ではプロバイダー インテリジェンスをテーマにしたライトニングトークも予定していますので、ぜひご参加ください。

  • ChromeOS™ および Android™ Open Source Project(ベータ版)向けの Endpoint Agents のサポート – 仮想デスクトップ インフラストラクチャ(VDI)を利用している教育機関、企業、環境全体にエンドポイントの可視性を拡張します。

    詳細については、シスコまたは Cisco ThousandEyes アカウントチームにお問い合わせください。World of Solutions のページにはデモもご用意しています。Mobile Endpoint Agent バージョン 1.7 は、Google Play ストアで提供しています。

  • シスコのクラウドマネージドスイッチ用組み込みエージェント(ベータ版)– Meraki ダッシュボードを介して直接管理される ThousandEyes Enterprise Agents です。

    詳細情報やベータプログラムへのアクセスについては、シスコのアカウントチームまたは Cisco ThousandEyes アカウントチームにお問い合わせいただくか、Cisco Live の ThousandEyes デモポッドで製品エキスパートにご相談ください。

実環境への影響

お客様が、現在デジタルジャーニーのどの時点にいるにせよ、AgenticOps は将来を握る重要な要素になりつつあります。その未来では、AI の自律性はますます高まると見込まれますが、それは信頼できるものでなくてはなりません。エクスペリエンスメトリック、エージェント型アクション、エンドツーエンドの模擬テストは、それらを組み合わせることでチームが同じ方向を向いて進んでいけるように設計されています。これらの機能はノイズの低減、問題解決の迅速化、運用の信頼性の構築を実現するとともに、一貫性のある高品質なデジタル体験を大規模に提供できるように開発されています。

Cisco Assurance は、SaaS の導入の問題や SD-WAN の最適化、無線または有線 LAN の障害対応、ネットワーク拡張など、あらゆる取り組みを行っているお客様を、エンドツーエンドの可視性や AI を活用したインテリジェンスでサポートし、クローズドループの運用の実現を後押しします。

Cisco Assurance の実体験

ラスベガスでの Cisco Live に参加されるお客様は、Cisco Solution Village 内の Digital Resilience や未来を見据えたワークプレイスのパビリオンに足を運んでいただければ、各種機能のデモをご覧いただけます。

また、展示フロアにあるいずれかのシアターで開催されるライトニングトークのプレゼンテーションに参加いただければ、詳しい情報に触れられるだけでなく、当社のエキスパートとも交流できます。スケジュールをお確かめのうえ、ぜひ会場にお立ち寄りください。

Cisco Live に参加されない場合は、イベント後にシスコまたは Cisco ThousandEyes のアカウントチームにお問い合わせのうえ、デモをご予約ください。

詳細および最新の情報については、www.cisco.comCisco Assurance のページまたは www.thousandeyes.com をご覧ください。


記載されている製品と機能の一部は開発段階にあり、使用可能になった時点で順次提供される予定です。これらの製品と機能の提供スケジュールは、シスコがその裁量で変更することがあり、シスコはこの文書に記載された製品または機能の提供の遅れまたは中止について一切の責任を負いません。

Android および ChromeOS は、Google LLC の商標です。

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